婚活をしてるとよく
クズ男エピソードを聞くことがある。
浮気をする、モラルが低い、
自分勝手、口先だけ、嘘をつく、
だらしない。
なるほど確かにクズっぽい。
少なくともわたしの趣味ではない。
しかし本当に彼らはクズなんだろうか？
クズだったら結婚すべきでは
ないんだろうか？
佐々木希の夫、
アンジャッシュの渡部建は
六本木ヒルズの多目的トイレに
女性を呼び出しセックスした。
対価として１万円払ったという。
しかもスキャンダル発覚後は
雲隠れし逃げ回っていた。
不倫行為のみならず
その後の後始末も実にダサいが
佐々木は婚姻生活を続けている。
菊川怜の夫、穐田誉輝氏は
カカクコム代表取締役社長、
クックパッド代表執行役を歴任した
エンジェル投資家だが、
結婚前にすでに4人の婚外子がおり、
関係を持った女性からは
養育費未払いで訴えられていた。
しかし菊川はすべての事情を
知ったうえで結婚し
41歳で第一子、
42歳で第二子を出産している。
アニメ『鬼滅の刃』の主題歌が大ヒットし
紅白にも出場した歌手LiSAの夫、
鈴木達央は妻が仕事で留守中に
女性を連れ込み不倫した。
スキャンダル勃発後、
自殺未遂報道も出た。
しかし離婚はしていない。
東尾理子は24歳上でバツ2で
2子がいる石田純一と結婚した。
67歳の石田は2021年8月の緊急事態宣言中に
ノーマスクで飲み歩く姿が
何度も報道され視聴者から
大きな顰蹙をかった。
コロナにも感染し
スポンサーから契約解除され
テレビの仕事も激減。
しかし東尾も離婚しない。
つまりこの妻たちは
夫を愛しているのである。
トイレで女を抱くような男、
婚外子を何人も作るような男、
自宅で不倫するような男、
コロナ禍でも平気で遊び歩く男、
と好きで一緒にいるのである。
これはもう、そういう性癖としか
言いようがない。
おそらく彼女たちはほかの女性が
「やさしくて真面目で
家庭的な旦那さんですね～」
などと褒めるような男性は
好きじゃない。
勃起したら後先考えず行動する男
そういうのが好きなのだ。
であれば他人がごちゃごちゃと
「別れたほうがいい！」
などというのは余計なおせっかい
というものである。
世の中に流布している
- 溺愛されるコツ
- 幸せになる方法
みたいなメソッドは彼女たちには
何の役にも立たないし
むしろ「何これ？」と
目が点になることだろう。
わたしの元には
さもわたしに「別れろ！」と
言ってほしいかのような
ご相談が寄せられることがある。
そこには一般論で言えば
クズっぽいエピソードが
書かれてることが多い。
しかし他人に聞いても仕方ない。
わたしが「クズだね～」と
言ったところでその彼が
改心するわけでもないし。
というかクズかどうかなんて
ハッキリ言ってどうでもいい。
一緒にいたいならいればいいし、
いたくないなら別れればいい。
答えはいつだってシンプルだし
幸せの形は自由なのだから。