自分都合で親権を獲得しておきながら、生活費が不十分だからと、離婚した相手に養育費の支払いを要求し、その不払いを糾弾することが、果たして本当に子供のためなのか
これわたしもちょっと思ってた。
稼げるほうが親になれば
養育費不払い問題とか
起きないよなあ?
離婚すると子の親権は
母親のほうが取りやすいみたいだけど
これってたぶん
母親=子育て向き
っていう社会通念(という名の偏見)
がベースになってるよね。
あなた子育てに向いてないよね?
みたいな女性もいるし
お金の問題抜きにしても
父親が育てたほうがいいパターンも
あるように思う。
養育費不払いの問題。
ちょっと本質から掘り起こしてみたらどうかね。
そもそも、何故、生活力(十分な収入)のない方の親が親権者となって、法律上、親権者として子の監護義務を負う状態になっているのか。
離婚時に、生活力のある親に親権を持たせて、子の監護を法的に義務付けないのはなぜか。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
後者の場合、養育費の不払いなんて問題は生じないよね。
議論を中途半端に始めるのではなく、そもそも何故そのような状態になっているのかを遡って考えるべきでしょう。
合意により生活力(十分な収入)のない親が親権を持つことになった場合は別ね。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
これ言うと、間違いなく、ヒステリックに絡んでくる方がいるでしょうね。
専業主婦はどうなる、とか
金を稼いでいれば偉いのか、とか
etc.…けどね、よく考えて。
これら、すべて親目線の文句だから。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
養育費、子供のためのものだー!とか言いながら、そのような状況になっている原因を掘り起こすと、
その出発点には、親権を獲得した側(生活力(十分な収入)がない親)の自分勝手な態度が浮かび上がるケース、多くないかね。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
子供のことを考えて、収入のある親の方に子供を残して、家を出て離婚する人もいる。
そこでは養育費の不払いなんて問題は生じないし、子供の生活不安もない。
心情的には、子供と離れることの苦しみは尋常じゃないよ。
けど、どっちが子供のためを想った行動かね。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
自分都合で親権を獲得しておきながら、生活費が不十分だからと、離婚した相手に養育費の支払いを要求し、その不払いを糾弾することが、果たして本当に子供のためなのかね。
自分勝手な都合が混在してないかね。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020
なお、これは、現行制度、単独親権制度の下における問題として指摘しているだけで、
共同親権論に結びつける意図をもっての発言ではないので。
— 弁護士 栗原 務 @事業共創コンサルタント (@TsutomuKurihara) October 27, 2020