NTTデータ、リクルート、
ライブドア、LINE、ZOZOと
旬な企業を渡り歩いてきた
トップビジネスマン、
田端信太郎さんが
お金について語った本。
LINE上場でストックオプションの
給与所得が1.5億あった話、
豊洲で8000万の
タワーマンションを買った話など
実体験も織り込んで赤裸々に語られている。
自らが人柱となり
ここまであけすけに
お金について語ってる本て
なかなかないのではないだろうか。
そういう意味で
ドキュメンタリーを見てるような
迫力があったw
前半はお金を稼ぐ意味、
ビジネスパーソンとしての心構えの話。
起業家ではなく
いちサラリーマンとしての
田端さんなりのサバイバル哲学が
語られている。
途中、転職の動機で
外資系の金融機関やコンサルに
行かなかったのは
クライアントを差し置いて
「この仕事は自分がやりました」
と言えないから、
自分の名前とプロジェクトの成果を
ひもづけてアピールできないのでは
無意味とあって、
なるほど...と一瞬思ったが、
だったら事業会社へ行けばよかったのでは？
という気もした。
稼げる人は自己紹介がよいって項目、
×カレーが大好き。毎日カレーを食べ、休日も食べ歩きしている
これじゃだめ。
○都内の駅ならどこでもおすすめカレー店を紹介できる
○誰でも作れる美味しいカレーレシピ教えられる
と言えとある。
これはマッチングアプリでの
プロフの書き方でも
まったく同じで
他人から見た自分の利用価値を
アピールすることが大事。
生命保険の保障は
よくわからんから
控除枠をフルに使いきる
金額にした、というのは
斬新で笑ったw
あと婚活的な視点では
＞62 「嫁ブロック」を回避するには
これ、婚活男性は
特に読んだほうがいい。
財テクや資産運用に関心が
ある人なら既知の項目も
多いかもしれないが
「低金利時代なら
キャッシュがあっても
借りた方が得！」
と聞いて意味がわからない人
「フラット35なら団信はつけるな」
と言われて驚いた人なんかには
読む価値があると思った。
お金から自由になればなるほど
婚活も焦らず
進めることができるしね。
もくじ
はじめに
Chapter1 「お金」に支配される人生を抜け出す
01 「お金」を通して自分の人生を選択できる
02 人生に真剣になれない人が稼げるはずがない
03 たいていの夢は300万円程度で叶う
04 稼ぐ力はあったほうがいいが、稼げばいいというものでもないChapter2 「使い方」を変えてお金への主導権を握る
05 一見、お金と遠いところにお金のヒントがある
06 １泊500円の宿と１泊5万円の宿両方に泊まる価値
07 必要のないところにはお金をかけなくていい
08 人に食事を奢ることはなぜいいのか
09 お金を「使う」のではなく「回す」
10 投票するようにお金を払え
11 生産性度外視でお金を使えるものも大事にするChapter3 「給料」だけでは永遠にお金持ちになれない
12 会社はただの概念にすぎない
13 「情報の非対称性」で時給仕事から抜け出す
14 月収100万超えで日常生活の何が変わるか
15 給与所得だけでは豊かさにはたどり着けない
16 ストックオプションは案外おいしくない
17 「ずるい」という言葉を使うのをやめろChapter4 「資本」を増やして資本主義社会を乗りこなす
18 すべて平等が本当にいいことなのか
19 自分の「バケツ」を大きくしろ
20 お札を刷れない市民がお金持ちになる方法
21 労働自体には何の価値もない
22 名前の出ない仕事はするな
23 稼げる人は「自己紹介」が良い
24 みんなが遊んでいるときに自己投資できるか
25 年収1000万未満ならTOEICのスコアを上げろ
26 リターンをコントロールできる自己投資に集中するChapter5 「稼ぐ」ための視点を手に入れろ
27 「一流」と「最先端」にお金を使え
28 テクノロジーでお金にレバレッジをかける
29 銀座のコーヒーはなぜ１杯1000円なのか
30 「価格」と「価値」の違いを理解できているか
31 仕事の利益を最大化する値付けの思考法
32 経済学より「会計」をまず学べChapter6 「ローン・保険」で後悔しない判断軸を持て
33 自分のセーフティマージンを知っておく
34 「分譲VS賃貸」より大事なことはどう暮らすか
35 低金利時代にはキャッシュに手を付けるな
36 金利に鈍感な人はお金持ちにはなれない
37 退屈な正論に振り回されてはいけない
38 身銭を切っていないお金の専門家を信じるな
39 フラット35なら「団信」は付けるな
40 生命保険よりインデックス投信を積み立てして備えよ
41 自分が売るとき誰が買うかイメージして家を買え
42 賃貸なら「貸主」が誰か知っておく
43 節税でお金持ちになった人はいないChapter7
44 現金にこだわる人ほどお金が行方不明になる
45 悪魔のリボ払いだけには近づくな
46 自分の通勤時間の年間損失額はいくらか
47 新幹線は一瞬も迷わずグリーン車に乗れ
48 今すぐ時短家電を買え
49 あらゆるものを「坪単価」で考えてみる
50 最低限知っておくべき収益還元法Chapter8
51 いつでも辞められるように自分を置いておけ
52 その会社で偉くなってもしょうがない
53 イマジネーションの広がらない仕事はするな
54 外の世界を知らない人たちの話を真に受けるな
55 ストックオプションの「餌」には気を付けたほうがいい
56 大きな波に乗れる転職なら給料が下がるのもアリ
57 結局、誰に評価されるかがキャリアの本質である
58 いい人材になれば転職できると思ったら甘い
59 筋のいい転職先はエアポートテストで選べ
60 前職を悪く言う人は採用を避けられる
61 あらかじめ「失敗」を組み込んで挑め
62 「嫁ブロック」を回避するには
63 「趣味×実益」が最強の副業になる
64 正しいときに正しい場所にいろ
65 「運」だと思えるくらいの謙虚さも隠しもておわりに
