映画感想:「罪の声」「ミュージアム」「二つの祖国」「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」「人間失格 太宰治と3人の女たち」

いろいろ映画を見たので軽く感想。

なおいちいち興行収入まで

記録してるのは

「どれくらいヒットした映画なのか?」

個人的に興味があるからw

 

罪の声(2020年)興行収入12.2億円

昭和最大の未解決の劇場型犯罪、

グリコ・森永事件を

モチーフとした小説の映画化。

真相を追う新聞記者役に小栗旬。

並行して事件を探る

紳士テーラー役に星野源。

 

グリコ・森永事件(1986年)て

あんまよく知らなかったけど

原作者は各事件の発生日時、

犯人による脅迫状・挑戦状、

事件報道など極力史実通りに

再現したというだけあって

「へえそういう背景があったのか~」

と勉強になった。

 

演出と脚本は

「逃げるは恥だが役に立つ」の

土井裕泰と野木亜紀子が担当したそうだが

ドラマとは全然雰囲気が違って

かなりガチな社会派作品に

仕上がっている。

昭和の史実を知る資料としても面白い。

 

 

ミュージアム(2016年)興行収入15億

イカれた連続猟奇殺人鬼の話。

ブラピの『セブン』をオマージュにしてるらしい。

(セブンもNetflixで見れる)

追い詰める刑事役に小栗旬。

が、だんだん小栗の家族が

巻き込まれて追い詰められていく。

最初は事件のグロさとなぞかけで

グイグイ引っ張られるが

後半はちょっとダレ気味だったかな。

 

殺人鬼役のカエル男は

途中から顔出しするのだが

これが最後まで誰だかわからず

鑑賞後に名前を見てびっくりした。

「ええ~!」であるw

 

 

二つの祖国(2019年)

またしても主演小栗旬。

よほどわたしは小栗旬が好きなのか?

いや別にそういうわけじゃないんだけど。

 

真珠湾攻撃から東京裁判まで

日米間の戦争に翻弄された

日系アメリカ人二世の姿を描いた

山崎豊子の小説をドラマ化。

テレビ東京開局55周年特別企画

ということで

めちゃめちゃ気合いの入ってる脚本、

キャストのようだが

(東条英機にビートたけし使ったりとか)

めちゃめちゃつまんなかった。

1.5倍速でなんとか見終わった感じ。

 

小栗の英語セリフが

たくさん出てくるので

彼の英語を聞きたい人には

いいかもしれない。

 

 

22年目の告白 ―私が殺人犯です―(2017年)興行収入24億

連続殺人事件の犯人が

時効を迎えたあとに名乗り出るって話。

冒頭で藤原竜也が派手にどーんと

出てきてSNSを駆使して

ヒーロー扱いされていく様子は

とても現代ぽい。

今!を感じさせる映画だ。

これはとても面白かった。

映像も全然グロくないので

カップルで見ても楽しいと思う。

 

インテリで傲岸不遜な

藤原竜也はいいね!

ハマッてる。

それに振り回される伊藤英明(刑事役)もよい。

報道する中村トオル(キャスター役)もよい。

 

「最後のオチは読めた」

と夫がイキッていた。

 

 

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年)13.2億円

シメは主演・小栗旬。

小栗旬どんだけw

 

自殺未遂を繰り返す

天才作家の小栗(太宰治)に、

正妻が宮沢りえ、

愛人1が沢尻エリカ、

愛人2が二階堂ふみということで

「めっちゃ面白そう!」

と超期待して見始めたら

つまんなかった...オーマイガ。

 

なんだろう、なんか全然ドロドロしてなくて

太宰は狂人にも

不良にも見えないし

妻とも愛人とも上滑りで

設定で一緒にいるだけって感じ。

沢尻エリカ、おっぱい出しの

セックスシーンがあるけど

体張ってるというより

私生活のヤケクソの延長のように

見えてしまうのもね...。

 

やっぱどう見ても不倫て

ヤリチン&自己憐憫女

のじゃれあいでしかないと

思っちゃうからかもなあ。

 

監督が蜷川実花なので

ビジュアルはとても鮮やかで

キレイです。

衣装もかわいい。

 

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