映画レビュー:リップヴァンウインクルの花嫁

2021年3月22日

Netflixにあったので

適当にクリックして見始めたら

あっという間に3時間過ぎた。

 

超面白い!

というような作品ではないが

他人の日常生活を

のぞき見してるかのような

リアリティある会話で進むので

深く没入できた。

 

ファンタジーなんだけど

無理がないストーリー展開。

SNS婚、結婚式の代理出席、

希薄な人間関係の描写が

とても今っぽい。

黒木華は今回初めて見たが

ほかの女優にはない

独特の魅力があると思った。

気弱で地味で仕事もパッとせず

流されるようにSNSで会った男と

結婚する女教師の役どころ。

原作は岩井俊二監督による

描きおろし小説だが、

2012年のCMオーディションで

黒木に出会ったのがきっかけで

最初から彼女をイメージして

執筆されたものらしい。

う~んたしかに彼女のために

書かれた物語!って感じがする。

 

黒木を奇妙な世界に引っ張り込む

綾野剛のブローカー役は

ドハマリしていた。

礼儀正しさと親切さで包みこむ

うさん臭さ。

自然すぎて演技してるように見えない。

素の彼に近いんじゃないだろうか。

 

岩井俊二監督の映画を

見たのはこれが初めてだが

ほかのも見てみたいと思った。

公式サイト

個人的には

15年前くらいに仕事で

ガッツリ絡んでた女優さんが

チョイ役で出てきたので

「ブホッ!」となった。

売れないまま消息不明になってたけど、

元気そうで何よりだわ...。

といっても2016年の映画だから

5年前の作品だけど。

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