20年近くDV被害者のグループで
カウンセリングをしている、
臨床心理士、公認心理師の
信田さよ子さんの記事から抜粋。
- 臨床現場や加害者プログラムでDVの加害男性とかかわっている専門家は、彼らがどれほど「自分こそ被害者だ」と考えているかをよく知っている。中には「DVの加害者とは、自分が被害者だと思っている男性だ」と語る人もいる
- 妻がいかにひどいか、自分が我慢を強いられているかという被害者性を強調する
- 家族の問題に対してずっと男性は責任を解除されたままであり、お客様状態。夫たちにとってのホームは仕事場であり、家族はどうしていいのかわからないアウェーなのだろう。
- 北米のDV加害者プログラムに参加する男性では、妻に対する嫉妬がDVの引き金になっている例が多く、日本では、妻が他の男性に惹かれるなどと考えもしない例が多い
- 「命令しながら依存する」のであり、「威張りながら甘える」
- 「お前のせいだ」などと素直に言う男性は少なく、多くは「正義」という皮をかぶり正当化する
- DV被害の彼女たちは、「私が悪かったのではないか」と思っている
- 夫の被害者意識と妻の加害者意識はセットで入れ子状態になっている
すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」「私のせい」に支えられる加害者の正義(2021年3月27日 現代ビジネス)
DVの現場では
加害者は「自分が被害者だ」と思っており、
被害者は「自分が加害者だ」と思っている。
これもつまるところ
盛大な認知機能のバグ、
脳に異常があるってことだと思うが、
定型発達、精神異常がない人でも
DV加害者になることは
あるんだろうか。
ストレスとか加齢で認知が
歪んでいくってことかな。
まあとにかく男でも女でも
「被害者ヅラがデカい」
人ってロクなのがいないな
とは思う。