恋愛のあり方を変えた「マッチングサービス」(ZUU online)の記事が面白かったので一部抜粋。
2005〜12年に結婚したカップルの3分の1以上はオンラインで知り合っている
食品メーカーのオスカー・マイヤーは、「シズル」という恋人探しアプリを提供しているが、これは、好みのベーコンの種類が一致する人同士が知り合うためのものだ。(中略)このアプリには、スマートフォンの画面を押す時間の長さにより、相手のことをどの程度気に入っているかを採点する機能(「シズル・メーター」)まで備わっている。
「ワンス」というアプリは、スマートウォッチと接続して、誰かのプロフィールを読んでいるときのユーザーの心拍数を計測し、そのデータをもとにユーザーにアドバイスを送る
実験によると、お見合いパーティーの参加者が「理想の相手」を探そうとせず、誰に対してもにこやかに接すると、ほかの人たちから相手にされず、お見合いパーティーで満足な成果を挙げられない。
特殊な性的趣味をもっていたり、宗教的・文化的な理由で相手を厳選したかったりする人にとって、身近な場所にいる人以外からも相手を選べるようになったことの意義はことのほか大きい。
恋人探しサイトのプロフィールを書いた経験がある人なら知っているように、自分がどのような相手を望むかを明記するのも意外に難しい。(中略)恋人に望む資質を前もって自分で認識するのが難しいことに加えて、ある大規模な研究が指摘しているように、オンラインを介した恋人探しにおいて「2人が知り合うより前に、交際した場合の相性を予測することには、おのずと限界がある」。
近頃のインターネット広告には、不気味な側面もあり、アルゴリズムは、ときに本人もまだ気づいていないニーズを把握しているように見える。