THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則（エレン ファイン、シェリー シュナイダー・著）
恋愛の古典本といってもいい
世界的ベストセラーになった著作。
米国で初版が出たのは1995年、
まだインターネットが
普及してない時代のハウツーだが
ベースの考え方は
現代の日本でも
十分通用すると思う。
ヒットのきっかけは
ジョン・F・ケネディ・ジュニアと
結婚した女性が
「ルールズを参考にした」
と言ったことである。
当時のジュニアは米国一の
伊達男といわれ
数々の有名女優と浮き名を
流していたが、
そんな彼を射止めたのが
ブランド広報をしていた
一般人女性だったので
「一体どうやって？！」
と注目をあびたのだった。
何が書いてあるかと言うと
男性は追いかけさせ、
割り勘にしてはならず
男のことばかり考えるな
ということが35の法則に
まとめられている。
たとえ友だちにバカにされても、
セラピストに違うことを指導されても、
結婚しても必ずルールを守れと
力説している。
ハリウッド映画やドラマを見てると
女性から口説いたり
女性から積極的に脱ぐシーンが
たくさん出てくるので
「海外の女性って肉食なのね～」
なんて思っていたが
あれは全部間違ってるのだ。
欧米も日本も関係ない。
幸せになりたい女性はすべからく
「好きになってくれた男性と結婚せよ」
というのが鉄則なのである。
わたしはルールズを読んで
「日本もアメリカも根っこは同じじゃん」
と強く確信した次第である。
＞RULE#21 個人広告の正しい書き方
これは雑誌や新聞に載せる
個人広告（パーソナル・アド）の書き方。
日本ではあまりなじみがないが
お見合い文化のない米国では
こうやってデート相手を
募っていたらしい。
このノウハウはそのまま
マッチングアプリにも使える。
女子高生、女子大生など
若い女性向けにも書かれているので
全世代におすすめ。
もくじ
プロローグ 恋の法則例
ChapterⅠ 「恋の法則」の歴史
ChapterⅡ 「恋の法則」とは？
ChapterⅢ 「恋の法則ガール」をご紹介します
ChapterⅣ まずは商品を―――それはあなた自身RULE#1 特別な女性になること
RULE#2 最初にこちらから話しかけてはいけない（踊りに誘うなどもってのほか）
RULE#3 男性をジロジロ見たり、しゃべり過ぎたりしないこと
RULE#4 デートの待ち合わせ場所を、お互いの中間地点にしないこと。デート代は割り勘にしないこと
RULE#5 こちらから電話をかけないこと。留守電にメッセージが残っていても、かけ直すのはごくたまにだけにする
RULE#6 電話の会話はこちらから終えること
RULE#7 土曜日の夜のデートの申し込みは水曜日で締め切る
RULE#8 デートの直前まで、忙しくしていること
RULE#9 最初の三回のデートでの、正しい振る舞い方
RULE#10 そして4回目のデートから、決断のときまでの振るまい方
RULE#11 デートはこちらからおひらきにすること
RULE#12 誕生日やクリスマスに、ロマンチックな贈り物をくれないような男性とは付き合うのを止めなさい
RULE#13 彼に会うのは、週に二回まで
RULE#14 最初のデートでは軽いキスまで
RULE#15 あまり急いでセックスに走ってはダメ
RULE#16 彼にあれこれ指図しないこと
RULE#17 リーダーシップは彼にとらせる
RULE#18 男性が変わるだろうと期待してはいけない
RULE#19 あまり急いで打ち解けないこと
RULE#20 誠実に、でもミステリアスに
RULE#21 個人広告の正しい書き方
RULE#22 同棲したり、彼のマンションに自分の荷物を置いたりしないこと
RULE#23 不倫はやめておきましょう
RULE#24 子供のいる女性へのアドバイス 家族を紹介するのは時間をかけて
RULE#25 ひたすら練習あるのみ！
RULE#26 婚約しても、結婚しても、「恋の法則」はやっぱり必要
RULE#27 友達や家族にバカにされても、「恋の法則」を守ること
RULE#28 女子高生のための法則
RULE#29 女子大生のための法則
RULE#30 失恋したときの心得
RULE#31 セラピストへ法則について相談しないこと
RULE#32 法則違反をしないこと
RULE#33 法則を守ればあなたの結婚生活は生涯幸せ
RULE#34 あなたを愛してくれる人だけを愛しなさい
RULE#34 一緒にいて心地よい女性になること
エピローグ 大切な十二の秘訣
訳者あとがき
文庫本あとがき
「恋の法則」一覧表
