合理的な婚活(横嶋じゃのめ・著)
一人称が「僕」ってところから
すでに賛否がわかれそうな漫画。
主にマッチングアプリを使って
婚活した様子が描かれている。
以下ネタバレ。
彼女のいう合理的な婚活とは
「子なし、財布別、別居希望」
という自分の要求を
最初につきつけて
選別することらしい。
じゃあそこが合致したら
付き合うのかというと
決してそうではなく
出会った男性については
やれ性格だ価値観だと
理由をつけて断わりつづけている。
なので全然合理的に進んでいない。
まわりの人からのアドバイスや
読者からの突っ込みに対しては
あーいえばこーいう的な
常にファイティングポーズ。
「わたしはこう思う!こう思う!こう思う!」
という自己主張満載のマンガを
発表しておきながら
「(アンチは)放っておいてほしい」
という矛盾。
「えらい面倒くさいやつだな...」
という印象だけが残った。
というのは他の読者も
感じていたようで
刊行前の連載中から
プチ炎上していたようだ。
アマゾンのレビューも荒れている。
中盤過ぎたあたりで
改めてパートナーの必要性について
考えた筆者の答えは
「魔女にならないため」。
パートナーがいないと
- 素直になれなくなる
- 攻撃的になる
- 心が狭くなる
だから肯定感を与えてくれる
パートナーは必要!
とある。
たしかに男がいない年増女の
凶暴化は目を見張るものがある。
「魔女にならないために
結婚したい!」
という気づきは
いいのではと思った。
性格がこじれまくって
ちょっとマヌケなだけの男に対して
全力で噛みつくのがやめられない
怒りが収まらない
凶暴な女性におすすめ。
もくじタイトルはないので
今回はなし。
この漫画に感化された人が
「わたしも!」
とツイートしていたのだが
横嶋じゃのめさんの合理的な婚活を読んで、あ〜これもう相手に意図をハッキリ理解してもらってから進めた方がいいなと思って、マッチングした人に対し初っ端はコレ送ってる。Pairsはサブだからどう思われてもいいし。それでも殆どの人がちゃんと返事くれるのでありがたい pic.twitter.com/u3Xt4Gdmp9
— 縁 (@_yucali_) December 21, 2020
これって合理的なのかねえ?
自己都合を押し付けてる
だけにしか見えんし、
結婚にガッツいてるのが
丸見えだからむしろ
ヤリモクに狙われやすいだろうな
と思った。