彼が好きなチャリティーや障害系の感動動画は苦手と言ったら「差別してる」と言われた(27歳女性)

・27
・ネネ
・できれば欲しい
・ちゃんとはしてない

 

いつも拝読しております。

彼との差別に対する価値観の相違について相談させてください。

先日この話題でちょっと口論になりました。

まず例に出てくる方達を貶めるつもりはないということをご理解ください。

ご気分を害される方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

 

涼子さんにはなぜだかハッキリした理由はわからないが生理的にどうしても無理、苦手な顔ってありますか?

私にはそれがあって、失礼ながらダウン症顔が生理的に苦手です。

生理的にといっても本人を前に嫌な顔したり、何かを言ったりすることは絶対ありません。

テレビに出てたらチャンネルを変えるかそっと視線を外す。

社内なら仕事上必要なコミュニケーションは普通にとるがプライベートでは関わりたくない。

出会いの場に現れたらその場では当たり障りない対応をするが、早めに切り上げてお断りする。とかです。

人間的にいい人もいるのは理解してますが、どうしてもお顔が好意的に見れないので告白もお断りしてます。

 

相談の本題ですが、コロナ禍で外出が儘ならなくなり彼とのデートも家が増えました。

彼は動画サイトを見るのが好きでよく私におススメ動画を見せてくるのですが、最近チャリティーや障害系の感動動画にハマってるのかそれ関係の動画が多かったんです。

ダウン症の方がたくさん映っているのでチラッと見て愛想笑いをするか、画面の端を見て耐えるかしてましたがしつこいので私はいいやと言ったり今忙しいと断ったりしてました。

地上波だとフワちゃんの顔が苦手ですが彼はお笑いも好きなのでよく見せてきます。

それも同じ対応をしてましたが、何度もしていたら彼がコミュニケーションを取ろうとしてないと怒り始めたので、ついに苦手であることを言いました。




苦手と濁したらよく知れば苦手じゃなくなるとしつこくされたので、生理的に無理だと説明してしまったんです。

そしたら彼からそれは差別だと叱責されました。

もし子供がそうだったらどうするのか。

甥や姪が生まれてそうだったらどうするのか。

街で出会った人がそうだったら。

と言われたので、街に関しては上に書いたスタンスを伝え、子供に関しては正直絶対こうとはわからないけど自分の子や甥姪だったらショックはあえど、生理的に無理とは言わずに関わり、愛せるよう努力すると思います。

 

愛せるよう努力するということは嫌だって気持ちがあること。

プライベートで関わらないようにしてるのも差別行為。

根本に差別意識があると言われ話は纏まりませんでした。

 

確かに全ての人を平等に扱い、愛するのが差別じゃないと言われれば私は差別してるのかも。

ですが悪口を言ったことはないし、危害を加えたことも、いじめに加担したこともありません。

当たり障りないスタンスをとってるつもりでした。

生理的に無理だと思ってしまうのはどうしようもないことだと思うのです。

子供に関しては絶対どうなるというのがわからないので、ここまで責められると万が一のことを考えて産むのも怖くなります。

 

宗教や政治の話は夫婦関係でもタブーのような話を聞きますが、差別や生理的なものもそれに含まれるのでしょうか。

もし彼と続けるなら私が生理的に無理を克服するしかないと思いますか?

というかこれって差別なのでしょうか?

他の人も考え方が気になり相談してしまいました。




いやそれは差別じゃないでしょ。

ネネさんの生理的に苦手な人に対する

対応はとても大人だと思います。

当たり障りなく接するだけで

十分ですよ。

 

フワちゃんはわたしは

個人的には面白いと思うので

テレビで見かけても

特に何とも思いませんが、

「苦手だから見ない」

という人がいたとしても

不思議にも思いません。

そういう人だって

いるだろうなあと思います。

 

誰だって生理的に無理な人はいます。

彼にだっているはずですよ。

それを強引に「興味を持て」というのは

ただのハラスメントです。

 

彼は障がい者に

寄り添ってる自分に

酔ってるんじゃないですか。

ズバリ”感動ポルノ”に

まんまと乗せられてるんだと思います。




そんな彼にはこのブログでも

見せてあげてください。

「障がい者を持ち上げる番組は、

障がい者の9割を不快にしてる」

というNHKの指摘を

紹介した記事です。

 今年、障がい者の感動ネタで寄付金を釣る日テレの『24時間テレビ』の放送時間に、NHKの番組『バリバラ』(バリアフリーバラエティ)は、「笑いは地球を救う」という番組をぶつけてきた。そして、はっきりと『24時間テレビ』を感動ポルノだと批判した。

いかにも「お涙頂戴」だったり、ふつうのことをしただけで笑顔でほめまくるような感動シーンで障がい者を持ち上げてみせる番組は、障害を持つ当事者の9割を不快にしていたのだ。

それは、番組で紹介されたアンケートで明らかにされた。

感動ポルノに対して、当事者ではない健常者は鈍感だが、障害者の多くは嫌いだった。これで、『24時間テレビ』の番組制作が当事者の声を反映したものではないことがハッキリした。

24時間テレビを感動ポルノと批判した「バリバラ」の快挙(2016年8月30日)

障がい者の方を見世物にして

視聴者が勝手に感動してたら

「そりゃ不快だよな」

とわたしも思います。

 

「差別は良くない」

と本気で思うのであれば

こういう"感動ポルノ"に

安易に加担しないこと

こそが重要でしょう。

 

ついでにいうとわたしは

"障がい者=ピュア"

みたいなレッテルをはる

風潮にも大きな違和感を

覚えている一人です。

障がい者だって健常者と同じで

努力家もいれば怠慢な人もいます。

正直者もいればウソつきもいる。

セクハラする人もいれば

しない人もいる。

障がいの有無にかかわらず

その人自身を見ることが

遠回りでも差別をなくすことに

つながると思いますね。




彼氏さんの主張は、

差別うんぬんというより

ネネさんが嫌がってることを

強要してくる姿勢に

疑問符がつきます。

ほかのことでも

「いいから好きになれ」

みたいな押し付けは

ないでしょうか。

 

子どもや甥姪が障がい者だったら

どうするのか、という話も

飛躍しすぎです。

まったくの赤の他人と

身内だったらそりゃ

対応も変わって当然ですよ。

 

そもそも生理的に無理なものを

努力で克服なんて無理だし

する価値もないと思います。

 

お互いの気持ちを

尊重するということについて

よくよく話し合ったほうが

いいでしょう。

 

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