映画レビュー:「怒り」「凪待ち」「ロクヨン」「影裏」「去年の冬、きみと別れ」

2021年4月7日

重すぎ暗すぎな映画を

立て続けに見てしまったので

軽く感想を記録。

全てNetflixで鑑賞可。

 

一番面白かったのは「怒り」、

2番が「凪待ち」と

「去年の冬、きみと別れ」だが

いずれもカップルで見るのは

おすすめしないw

1人で見て

「ほおお...」

と世界観に浸るのがいいだろう。

 

怒り(2016年)興行収入16億

単純なタイトルなんで

「つまんなそう」

という先入観で見始めたら

とても面白かった。

人を信じることの難しさを

テーマにした物語だが

各々の登場人物たちが

知り合ってから距離が縮まっていく感じ、

犯人かもと怪しんでいく感じ、

裏切られたときの発狂ぶり、

どれもリアリティがあって

没入して見れる。

 

渡辺謙主演ということだが

妻夫木、松ケン、森山ほか

脇役のキャラが立ちすぎていて

完全にかすんでいた。

綾野剛はここでも

ゲイ役でワロタw

 

 

凪待ち(2019年)興行収入2億

香取くんがギャンブル依存症の

ダメンズ役。

役柄上、小汚くしてるけど

図体がデカいし

田舎にあんな人がいたら

かなり目立つなとか思った。

ヤクザにボコボコに

されるシーンは見どころ。

亜弓殺害の犯人は

想像通りだったが

動機が不明で最後スッキリせず。。。

 

ロクヨン(2016年)興行収入37億

キャスト豪華すぎワロタ。

「そこ無名俳優でよくね?」

ってところまでナゼか

主役級の俳優がやっている。

とにかく俳優陣に

見応えありすぎた。

記者クラブの瑛太カッコイー。

筒井道隆、柄本佑、鶴田真由

なんかも出てるし。

 

昭和64年に未解決で終わった

誘拐殺人事件に似た事件が

14年後に起きて...って話。

設定は面白い気がするが、

とにかく長くてダラける。

 

wikiによると原作の横山秀夫は

本作を書いてる途中で

心筋梗塞や記憶障害になり

何度も断筆や改稿を重ねて

ようやく出版したらしい。

まさに血と汗と涙の結晶といえるが

残念ながら話は退屈だったw

横山秀夫原作の映画やドラマって

いくつかあるけど面白いのは

クライマーズハイだけだな。個人的に。

 

 

影裏(2020年)

影裏と書いて”えいり”と読む。

岩手を舞台にした

綾野剛と松田龍平のホモドラマ。

原作は芥川賞受賞。

BL好きにはたまらなそうな

男同士の微妙な心の機微を

丁寧に描いている。

 

綾野の元恋人役

中村倫也の女装は

笑うところじゃないけど

笑うわアレw

 

 

去年の冬、きみと別れ(2018年)

退屈すぎて1度途中で

ギブアップしたんだけど

レビュー見てたら

「最後の大どんでん返しにハマッた!」

という書き込みがあったので

もう1度見たら、面白かった。

たしかにラスト30分で

怒涛の伏線回収を行っていき

一気に目が覚めるw

 

主演の岩田剛典は

中高大慶應ボーイからの

EXILEのメンバーだそうだが

全然EXILEぽくない。

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