10月22日、人口34万人、
埼玉県で4番目に
大きい市である所沢市の
市長選が行われた。
4選目を目指した
現市長・藤本正人さん(61)=自民、公明推薦
は破れ
新人・小野塚勝俊さん(51)
が当選した。
フツー、選挙というのは
現職が圧倒的に強い。
任期中に自治体の有力者と
コネ=支持者を作れるし
知名度も上がるからだ。
ポッと出の新人が勝つ
なんてことはあまりない。
にもかかわらず
選挙で現職が負けた
ということは
新人がよほど強いか
現職がヘマをしたか
どっちかだ。
では現職市長とは
どんな人なのか?
チラっと見てみたら
9月29日のデイリー新潮で
これまでの藤本市政に
対する不安材料が
列記されていた。※1
- 旧統一教会関連のイベントに出席したことは反省しない
- 暑さ対策は扇風機で。中学校のエアコン設置工事を中止
- 育休退園(第二子が生まれたら第一子が保育園を退園しなければならない)
とまあ出るわ出るわの
時代錯誤な施策の
オンパレード。
そこで新人の小野塚さんは
- 市保健所設置
- 18歳までの医療費無料化
- 小中学校の給食費無料化
といった公約で
子育て層に訴求し
さらに子育て支援で
名を上げた(がパワハラで干された)
明石市前市長の泉房穂さん
を応援につけた。
新人なのに勝てたのは
不満をためた市民への
PR戦略が見事ハマッた
ということだろう。
投票率は前回よりなんと
6.81%も高かったらしい。※2
今回の市長選結果は
自民党へのNO!
というより
藤本さんへのNO!
だろうが自民の
息がかかった政治家が
1人減るのはいいことだ。
市民はよく見ている。
※1
人気急上昇「所沢市」が抱える“不安材料” 子育て世代から顰蹙を買う「藤本市長」の時代錯誤
※2
所沢市長選挙 小野塚勝俊さん初当選、泉房穂さん応援の新人 自公推薦の現職は4選ならず
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