書評:感情の整理学(和田秀樹・著)

2020年11月9日

感情の整理学(和田秀樹・著)

 

受験本、勉強法でおなじみの

精神科医、和田秀樹先生の

感情整理法本。

 

おそらくメンタルに関する

ネガティブ、不安定な感情は

だいたいこの思考法で

解決可能なのでは?

と思えるくらい、

幅広い心の処し方を

教えてくれる。

 

婚活的な視点で見ると

  • 第2章 悲しみの整理学
  • 第3章 対人関係の整理学
  • 第4章 劣等感の整理学

あたりは特に役に立ちそうである。

 

失恋して悲しいとき、

思うように婚活が進まなくて

焦ったとき、

返事が来なくてイライラしたとき

この本を読み返すと

どうしたら落ち着けるか

ヒントを得られるだろう。

 

またコンプレックスに悩んでる人、

他人に甘えるのが下手な人

なんかにもおすすめ。

 

また

  • 怒りっぽい
  • うつ
  • 依存症

は性格ではなく

脳の機能障害だそうだ。

自力でどうにかするのは

難しいから思い当たるフシがあったら

とにかく病院に行くのが

重要とのこと。

これを心得ておくだけでも

人生はつまづきにくく

なるだろう。

 

具体例も多く明快で

とても読みやすい本です。

 

もくじ

はじめに

 

第1章 心の不安の整理学

不安 新型コロナパニックで思い知った、不安は最もコントロールがきかず、「目の前の心配」しか見えなくなる魔物。動いて気分転換、日課、「楽しみ」が効く

怒り ナマの怒りを相手にぶつけるから、人生ボロボロに。6秒クールダウン+「怒りの傾向と対策」のセルフチェックで円満解決

キレる・暴力・暴言 性格ではなく脳の問題で、直すのは困難。被害者が我慢すると、状況はますます悪化する。ぬかるみにハマる前に「避難」「課題の分離」などの対策を

うつ状態 うつを遠ざける生活習慣は、「肉を食べる」「1日中15分は日光を浴びる」「よく体を動かして快眠」「情報の幅を広げて、思考パターンを変える」

死ぬのがこわい 毎日「もし今日が人生最後の日だとしたら」と、自分と対話する...膵臓がんで「余命半年」と言われたジョブズの、伝説のスピーチ

心配性 振り込め詐欺は心配性につけこんで、「急がないと最悪の事態が起きる」と煽る。ちょっと視野を広げて考えよう。心配事の97%は取り越し苦労

会社に行きたくない リモートワークで広がった「家から出なくても仕事はできる」という選択肢。通勤ラッシュも人間関係も嫌になったら発送を変える

焦る 空気を読む癖と、「あとがない」「これしかない」思考で焦る。まず自分が焦りやすいポイントを書き出して、客観的にチェックしてみる

心が折れやすい 折れやすい人の多くは「負けず嫌い」「問題を一人で抱え込む」。折れにくい人は相談相手など「転ばぬ先の杖」を持っている

 

第2章 悲しみの整理学

悲観する 日本人は悲観国民。世界一長寿で「世界最高の国」ランキング3位なのに、なにごとにもネガティブ。それは体にも人生にも毒で、認知症も招く

立ち直れない 「もう終わり」と絶望するか、「ではどうするか」と前を向くか。立ち直る力は切り替える力。悲しみを抑えこまず、泣く、話す、書く、…表に表す

うつ病 「心の風邪」ではなく「脳の機能障害」。異様なだるさや「死にたい願望」があったらとにかく受診。老人性うつ病は認知症とまぎらわしいから要注意

死にたい 15歳~39歳の日本人の死因トップは「自殺」。スルースキル(受け流す力)を身につけたい。攻撃してくる相手からは逃げて、自分の目標に取り組む

 

第3章 対人関係の整理学

コミュニケーションできない(コミュ障) 「自分がして欲しいことを人にする」というゴールデンルール。「何か私にできることない?」を口グセにしよう

孤独・孤立 「友達いない率」が世界一高い日本人。しかし平均寿命は世界トップレベル。孤独を友としてうまく付き合う。犬を買えば会話、運動、生きがいができる

人の目が気になる 万葉集の時代から空気を読んでいた日本人。「人は人、自分は自分」と気持ちを切り替えて、無心になれることに、せっせと取り組もう

ウソをつく ウソも自己アピール?「盛る」人が得をしやすい社会。しかし、いずれバレて一発で信用を失う。メッキのリスクは大きい。最後は誠実が勝つ

子供を愛せない ドラマに出てくるような心優しい母親も、天使のような子供も現実にはいない。「子育てはこうでなければ」という思い込みを手放そう

人を許せない 700年前の『徒然草』の時代から、日本人は「許せない」思いを溜め込んでいた。暴走しない怒り方、伝え方を身につけよう

甘えられない 行き詰まったときの「甘え」は恥じゃない。甘える勇気を持とう。助けを借りて苦境を乗り越えたら、たくましくなれる。公的な相談窓口も多彩

支配・イジメ・虐待 マジメでノーと言えないタイプの人が「職場の奴隷」に。夫婦や家族間では、「こうあるべき」思考で縛りあう構造が、支配や洗脳を生む

執着する 執着気質をプラスのパワーにするには「これしかない」ではなく「いろいろある」と考え、悩みではなく仕事や課題への執着にベクトルを変える

 

第4章 劣等感の整理学

嫉妬 人を引きずり下ろすことに熱中するなんて、エネルギーがもったいない。自分を引き上げるバネ、がんばる力に転換すれば、嫉妬はよい起爆剤

劣等感・コンプレックス 口ベタであがり症のトップセールスマンは多い。劣等感の最良の克服法は「弱点を武器にする」「得意なことを全力で伸ばす」

うらみ アイツを許せない。憎い。一生うらんでやる...。無理して消すことはない。うらみ節を吐き続けてもいい。開き直って、うまく付き合う

ひがみ ひがむとは、「自分は運が悪いから、どうせうまくいかない」と決めて動かず、幸せな人を激しくねたむこと。運がいいか悪いかは、考え方一つ

虚勢を張る いばる、強がる、見栄を張る...。「弱い自分を認めたくない、悟られたくない」から威嚇する。まともに取り合わないか、すっと引くのが賢明

自信・自己肯定感を持てない 自分を肯定し、価値ある存在としてありのままに受け入れよう。批判的な人から離れ、自分を認めてくれる人や「場」をさがそう

 

第5章 自己愛の整理学

自己愛が強い 人間はみんな「自分大好き」で「人に認められたい」「ほめられたい」と熱烈に願う生き物。ほめてくれる人、頼れる人を見つける力をつけよう

思いつめる、まじめすぎる 「~ねばならない」とよく思い、手抜きができないと逃げ場がなくなる。「ちょっと雑に生きてみよう」、と自分に声かけを

唯我独尊 万人は平等。人は皆宇宙にただひとり。代わりのいない人間として在り、使命を持って生まれてきた、という釈迦の教え。自分を信じよう

依存症(酒、薬物、パチンコ、ゲーム、セックス、買物など) 「やめないと大変なことに」と思っても、欲望に勝てなくなる脳の慢性病

 

第6章 性格と病気の整理学

病気になりやすい性格 楽観的...肥満、怒りっぽい...乳がん・結腸がん・心臓病、心配症...胃かいよう、内向的...心臓病、脳卒中、うつ病、アルツハイマー病

健康意識が高い...がん 健康のためコレステロールを減らすと免疫機能が落ちて、がんを発症しやすくなる。感染症、うつ病、ボケ、ED(勃起障害)も招く

無口・がんこ・非社交的・投げやり...認知症 脳を衰えさせるのは、変化に乏しく、体を動かさない引きこもり生活。新型コロナ禍で、認知症の悪化が深刻に

誠実・知的・勤勉・健康長寿 科学的根拠に基づく8900人の「性格特性と長生きの関係」調査などで「誠実な人」が最も幸福で長寿知的生活者も長寿。

 

第7章 口グセの整理学

やってみないとわからない やりもしないでダメ出しばかりでは、人生は1ミリも好転しない。悩みは行動で軽くなり、正解は人それぞれ。あらゆることを試そう

ありがとう 相手の名前を呼んで、笑顔で「ありがとう」。これで人間関係が劇的に変わる。トラブルが遠ざかる。元手ゼロ円の魔法

教えてください 人間は自分のことに一番興味がある。会話がうまく続かないなら、「教えてください」と聞き役に徹してみる。話し上手は聞き上手

二足のわらじ、3足のわらじ もはやいい大学を出ても、医師や弁護士の資格を持っていても、「食べていく」ことすら保証されない。たくましくなろう

 

あとがき

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