書評:婚活マーチ(Chiasto・原作、ふじいまさこ・漫画)

2021年7月7日

婚活マーチ(Chiasto・原作、ふじいまさこ・漫画)
2014年発行

 

結婚相談所に10年勤務していた女性の話。

どんな会員がいるのか

どうやってお見合いを成立させてるのか

スタッフの悩み、モチベーション維持など

結婚相談所の舞台裏が

ストーリー漫画で描かれている。

 

本書を読んでて思ったのは

結婚相談所ではお見合いではなく

ただの当て馬として

駆り出されることが

よくあるということだ。

 

すでに本命にプロポーズ済だが

返事を待たされてる男性や、

彼氏に振られたばかりで

恋愛気分ではない女性にも

積極的に見合いをすすめている。

これ、彼らにはいい暇つぶし

になるだろうが

紹介された側はかなり微妙じゃ

ないだろうか?

 

恋愛リハビリ中の女性には

女に飢えてるブ男を

1日5人セッティング。

意味あるのかこれ?

 

釣書で落とされ

なかなかお見合いが成立しないので

「会わせろ」と文句が多いブ男には、

紹介したら必ずお見合いを受ける

女性リストをピックアップし

あてがっている。

まさに「あてがう」という

表現がピッタリの

適当なマッチングである。

相性診断もクソもない。

 

そして会員に対する

ディスもすごい。

  • 蓼食う虫も好き好き
  • 化け物屋敷
  • 全日本モテない代表
  • 恋愛弱者

これらすべて本書に出てくる

会員を描写した単語である。

 

結婚相談所で働いてる人が読めば

きっと共感できる内容なのだろう。

婚活してない部外者が読んでも

お見合いの実情を知れて

面白く読めるかもしれない。

 

しかしこれから結婚相談所を

利用しようか検討してる人、

あるいは利用中の人が見たら

「あー自分もこうやって

キワモノ扱いされ

スタッフに悪口言われ

笑いものにされるんだろうなー」

と思わせないだろうか。

 

この婚活カウンセラーに限らず

相談所員の発信するSNSって

ほぼこの調子で

金を払ってる客を

バカにしてるものばかりだ。

こんな本を出版して

利用者がどう思うか

想像できてないんだとしたら

婚活カウンセラーこそ

自分たちを客観視できてない

バカの集まりなのでは?

という疑念を強く持つ。

 

この著者は東北大学教育学部

教育心理学科卒だそうだ。

え、心理学の勉強しててこのザマ?

と最後まで違和感がぬぐえなかった。

婚活マーチ(Chiasto・原作、ふじいまさこ・漫画)

もくじ

プロローグ

 

主な登場人物

 

1章 結婚相談所に集うツワモノたち

コラム 結婚相談所に入会するのはどんな人?

 

2章 結婚とはシナリオのないドラマ

コラム カウンセラーに向いてるタイプとは?
コラム 初デートはロマンチックに?

 

3章 失恋は新しい恋のはじまり

コラム お断り連絡のおもしろエピソード

 

4章 実る花の陰に散る男たち

コラム 結婚相談員ならではの”へこむ”エピソード

 

5章 戦いはまだこれから!ひとりでも多くの幸せのために

コラム 結婚相談所で幸せを手に入れたカップルたち

 

エピローグ

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